こんにちは!
わたしは自分がこの病気になるまで、”フィッシャー症候群”という病気のことを全く知りませんでした。
今、この記事を読んでくれているあなたは、ご自身が”フィッシャー症候群ではないか?”と思われているか、ご家族やご友人にその疑いがある方だと思います。
フィッシャー症候群について、主な原因や、症状をご紹介します。
Contents
フィッシャー症候群ってどんな病気?
実は、フィッシャー症候群は、ギランバレー症候群の亜種と言われており、とても似ています。
フィッシャー症候群もギランバレー症候群と同じように、”自分が自分を攻撃してしまう病気”です。
主な原因
色々ありますが、主に以下のような原因があります。
- 上気道炎(鼻、のどの風邪)
- 胃腸炎
フィッシャー症候群になった方の80%~90%に上のような先行感染が見られます。ちなみにわたしは、下痢と嘔吐だったので胃腸炎に当てはまる症状だったと思います。
わたしは、もともと胃腸が弱く、お腹を壊しやすい方でした。
その時も、2週間にわたり、高熱、頭痛、下痢、嘔吐がひどく、4つほどの病院を回り、薬をもらいましたが、一向によくなりませんでした。
親が心配して、総合病院にも連れて行ってくれましたが、CT検査をしても、結局なんの病気も見つかりませんでした。
熱が下がるまで家で休み、自力で治すことができましたが、回復して2日ほどで、ギランバレー症候群やフィッシャー症候群の初期症状が見え始めました。
主な症状
色々ありますが、主に以下のような症状があります。
- 外眼筋麻痺
- 運動失調
- 腱反射消失
これら以外にも、瞳孔異常や顔面神経麻痺もあるそうです。
わたしの場合は、外眼筋麻痺による複視、下肢の運動失調、腱反射消失でした。
外眼筋麻痺による複視
突然、眼球が動かしずらくなり、目がものを追いかけるスピードとてもゆっくりになりました。
ものを見ようものなら全て二重に見えるし、目に涙がたまったように見づらいし、もう目を開けたくないと思いました。
下肢の運動失調
普段は全く気にしていなかったのですが、先生のテストで気が付きました。
片足立ちしてみてと言われ、してみると、体が傾いてしまいました。
綱渡りするように歩いてみてと言われ、やってみると、ぐらぐらしてできなくなっていました。
腱反射消失
外来で診察を受けたとき、先生が、トンカチのようなもので、わたしの膝をかんかん叩いてくれた時、なんの反応もありませんでした。
普通であれば、ピンッピンッと勝手に動いてしまうはずです。
参考ページ
最後に
フィッシャー症候群は、自分だとわかりづらい症状が多いと感じました。
わたしも先生に言われなければ気が付かなかったと思います。
ただ、眼の異常があった場合には、もしかしたらギランバレー症候群かフィッシャー症候群かも?と思って、病院に受診してもらえたら、良いと思います。
不安だと思いますが、病院に行って相談してみてください!