20代独身OLの難病記録

ギランバレー症候群とフィッシャー症候群発症から学んだこと

ギランバレーとフィッシャーの検査内容

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こんにちは!

わたしは、ギランバレー症候群とフィッシャー症候群の疑いで入院していた期間中、いろいろな検査を受けました。

今まで全く聞いたこともない検査内容で、「どんな検査なんだろう?」と不思議に思ったり、「痛いのかな?」と不安に思いました。

わたしは、専門的なことはわかりかねますが、簡単に、それぞれの検査内容と、個人的な感想をお伝えします。

 

Contents

検査1:髄液検査

髄液検査は、髄液中の組織を調べ、ギランバレー症候群とフィッシャー症候群かを調べる検査です。

髄液は、腰周辺の背骨付近からとるようで、横になって寝ながら体育座りをするような感じで、背中を丸めるよう言われました。

先生が何度か背骨を触りながら、位置を確認していました。

最初に、麻酔を打ってくれるので、あまり痛みはないのですが、先生は「痛くなったら教えてください」と気遣ってくれました。

針を、何度かさしたり抜いたりして、温泉の源泉が湧き出るように、髄液が出てくる場所を探していたように感じました。

麻酔のおかげで、そんなに痛みはなかったのですが、常に鈍い痛みが押し寄せてきます。

ひどい腰痛と似た痛みです。

その他にも、わたしの場合、針が神経に当たってしまったようで、左足に激痛が走りました。

素直に「痛い!!」と伝え、他の場所を探してくれました。

 

そういえば、髄液って何色か知っていますか??

わたしは、体の中の液体だから血なのかなと思っていたら、透明できれいな水のような液体でした。

ちょっぴり感動しました。

 

余談ですが、背中を丸出しにするので、背中の産毛がすごく気になりました……😂

 

検査2:筋電図

筋肉が動いているかを確認する検査です。

わたしの場合、手と足の筋肉を調べてもらいました。

筋電図、わたしの周りで検査したことある人がほとんどいなくて、本当に未知の検査でした。

実際には、手と足の筋肉に、針を刺してもらい、指したまま筋肉を動かす検査です。

筋肉に針を刺すのすら痛いのに、針を刺した状態のまま足や手を動かせと言われ、びっくりしました。

痛いので、そーっと動かすと、もっと勢いよく!と言われてしまいました。

勢いよく動かせば、激痛が走ります。それを何度もやります。

筋電図は、思った以上につらい検査でした。

本当に痛かったです~😭

 

検査3:血液検査

皆さん、血液検査はよく受けられていると思います。

普段受ける血液検査は、静脈の血液検査と言って、わたしも入院中、看護師さんがベッドでよく採血してくれました。

今回、驚いたのが、静脈の血液検査以外に、動脈の血液検査があるということです。

わたしの主治医の先生は、動脈採血で酸素濃度を調べると言っていました。

わたしはこの動脈採血、思い出したくないくらい苦手です。

動脈は、手首に手を当てて脈を図る場所にあります。

そこに手を当てると、どくどく言っているのが聞こえると思います。

手首以外にも太ももの付け根からも取れます。

お医者さんにしかできない採血で、奥深くにあり、なかなか取れないそうです。

わたしは、手首の動脈採血もしましたが、両手首の動脈採血がうまくいかず、太ももの付け根でも採血しました。

どう形容したらいいか……自分の知らない体の奥底で、ずどーーーんと鈍い痛みが走ります。

これも髄液検査と似ていて、針先で動脈の位置を探っているのだと思います。

わたしの主治医も、毎回、「痛いよね、ごめんね」と言いながら、採血してくれていたので、主治医の前では弱音を吐けず、採血が無事終わって、主治医が帰ってからベッドで大泣きしていました。

本当に痛くて、入院なんてもうヤダって心の底から思いました。

 

辛いけど、がんばれた

病気になると、痛い検査があり辛いと思います。

わたしの場合、周りの看護師さんや主治医の先生に恵まれ、励ましてくれたり、わたしのことを思ってくれたことで、辛いこと以上に、温かさを感じることができました。

入院中、弱音を吐いても、常に受け止めてくれる人がいるのは、とても心強かったです。

怖かったら怖い、辛かったら辛いと伝えるだけで、周りの温かさを感じられるので、安心して検査を受けてほしいと思います😊

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